scoovoで・・・というか3Dプリンタの作品についてとか〜

なんか色々サイトを見ていますが、3Dプリンタ買うと
とりあえずあのチェスの駒のような塔とかプリントして感動して・・・
作るといってもiPhoneのケースとか・・・
造形できる人が何かしら作っているけど、3Dプリンタでなくてもよくね?みたいな感じのもの。
あとは3Dプリンタの評価に専念しているサイト。
そしてどこの家庭にもある健康器具のように部屋の片隅に・・・
どこをみてもこんな事できるんだ!自分もほしい!とならないような感じがします。


w7工廠でも似たようなものですが(^^;


・・・とりあえず今日の作品から。

▲極めてシンプル

▲プリント終了

▲シュレッダー裏側のケーブルを掛けるパーツです。


本当は作りたいものあるんです。
オリジナルデザインのガ○ダ○のメカ。

scoovoのSlic3rをバージョンアップしてみたとか〜

Slic3rのサイトSlic3r - Open source 3D printing toolboxからダウンロード。
C:\SCOOVO\Slic3rフォルダを入れ替えて終了。
これでいいのか・・・わからないけど動きましたw




▲上がbefore、下がafter
beforeのボディはサポート材がついているので比較できませんが、
頭部が普通にスライスされています。
フォルダを入れ替えただけだから・・・設定が変わっただけなのかも(汗)


そこで先日のものをプリントしてみました。

▲左(前バージョンのgcode読込)
 中(新バージョンかつ、人力でふーふーと冷ましながらプリントしたもの)
 右(新バージョンで放置プリント)

scoovoで頼まれてもないのにテストプリントとか〜

小さな工作室さんのところ・・・2014.02.07 3Dプリンタのテストプリントhttp://microcraft.blog.fc2.com/tb.php/118-fe1d885f
こちらでされているテストプリントデータをプリントしてみました。
(スプレー糊使用後は何のメンテナンスもなく、基本的に積層0.1mmしか使っていません)

▲まあ出来るわけないか・・・


そこでGコードに保存して、中身をいじってみました。
Gコードについてはこちら(038 3Dプリントの為のG-CODE - -世界遺産模型の- ばーちゃわーるど)を参考にしました。

▲赤丸のところでレイヤーと行番号を確認。


とりあえず細い棒より上部分のスピードをF3600からF100に下げてみました。
テキストエディタ(NoEditor)の正規表現で置換しました。
レイヤ16(行番号1045)から以下を別ファイルに移してから
検索文字列F[0-9]+として、置換文字列をF100で一気に変更。
それを元のファイルにもどしてプリントしてみました。

▲細い棒の部分はうまくいきました


調子にのってE(フィラメント送り速度)もいじってみましたが、難しいです。

▲E=0.5 マヨネーズ状態

▲E=0.1(だったかな) 全然でてこない

▲結局3本に分岐する部分は難しいかなという結論に。

scoovoの精度とフィラメントの使用量のこととか〜

参考までに


各辺10mmの立方体を作って精度と時間とフィラメントの使用量を調べてみました。
(フィラメントは大体ですが・・・)

▲0.1mm積層、密度100%


▲0.3mm積層、密度10%・・・なんか嫌な予感w

▲密度100%はしっかりやってくれてます

▲密度10%・・・やっぱりw(まるで焼きそばにマヨネーズをかけてるみたいな)

▲仕上りの差


結果

X方向Y方向Z方向時間フィラメント長さ
0.1mm,密度100%9.84mm9.81mm10.06mm27分約40cm
0.3mm,密度10%10.09mm10.07mm9.93mm7分約20cm


厚みの測定に使ったのはこれです
BIGMAN(ビッグマン) デジタルマイクロメータ BM-800

scoovoでKogeto360改造パーツ作ってみた

仕事で使おうとして使ってないKogetoさん。
Kogeto Dot 360 iPhoneビデオ・アダプター 並行輸入品
iPhoneはあるものの、iPhoneケースつけたのでKogetoさん使えない・・・


そこで
まずKogetoさんをカット





Shadeでモデリング。厚さはもったいないから1mmでいいや。ぴったりの寸法で。
なぜ円形にしないかというと、横置きで作らないと、サポート材のことも考えないといけないから。
(このようなテキトーさが後で失敗になるのが、ものづくりのいいところw)



SCOOVO Studioに取り込んで・・・


▲今回は完璧

▲後でよく見ると完璧ではなかった・・・のでありました


▲プリント中。積層中はみだしたかたまりが気になる・・・



▲完成したけど、部分的に厚みがあり、KogetoさんにもiPhoneにもフィットせず。

▲scoovoで精密に作っておいて、ヤスリがけという人力で寸法も何もなくなり・・・


▲なんとか形にしたものの、設計段階での考慮が足りませんでした。

▲いちおう使えるけどね。(写っているのはscoovoの内部)


今までの感想としてはscoovoは「まあそんなもの」という感じ。
他のプリンタもそんなものだと思う。
アナログ的な対処やソフトの初期値とかで何とか解決しそう。
問題はSTLファイルから積層用のデータに変換する部分(スライサー)。
これがうまく変換してくれなければだめですね・・・。


また、今回厚さ1mmのものを作ってみて今更ながら、気がつきましたが積層(Z軸)が0.1mmであって、
X軸とY軸は1mmのところを2往復で作って、厚みも1mmより薄かったので、X軸Y軸は0.3mm〜0.4mmくらいかと。


そして積層で作る以上、向いているものと向いていないもの、分割して組み立てればなんとかなるもの。
いろいろありますね・・・

scoovoのプリント以外の事についてとか〜

プリントする事以外の事をまとめてみました。


1.臭い
原因は青いテープ。
接着剤のにおいがすごかったです。
スプレー糊に変えてなおりました。
スプレー糊は1回使っただけでずっと使えているので、においは消えました。
作業時のにおいは無いような・・・慣れたのかもしれませんが・・・
軸移動のゴムベルトも臭いですが、においが薄れてきた気がします。


2.プリントヘッドのアルミカバー
ノズルが見えないので外しています。
目線の高さにある場合はいいのですが・・・
(※追記:アルミカバーはモーターや製作物の冷却のために必要かもしれない・・・)


3.プリント前のノズルからのおもらし
これがちょっと困ります。

▲こんな感じです。
このかたまりがプリント時に引っかかったりして

▲周囲の汚らしいゴミになり、最悪の場合、溶けて造形物に影響します。


4.途中でノズルにひっかかる
冷えて固まる前に積層プリントしてしまうので、細いものなどは、ヘッドにひっかけられてしまいます。
その結果、空洞ができてしまって、その上にプリントしてしまう形になります。

▲こんな感じです。
なので、あまり薄いものはつくれません


5.準備しておくもの。

▲制作環境です
目線の高さになるような台。
溶けたカスやサポート材などがたくさんできるので、ゴミ袋。
ロール・備品・作品を置いておく棚。
カッターはプリント後外すときや、ノズルのおもらしを取り除くため。
はさみはロールの先端をカットするため。


参考までに・・・